酸性・中性・アルカリ性は、溶かした物質によって異なる水の性質の名称です。pHはこれらの度合い（強さ）を知るための目安で、電解還元性のイオン水にも表示されています。酸性からアルカリ性までの範囲は、0～14の目盛りが設定されています。

例えば、pH値7を中性としたとき、7未満の0～6が酸性、7より上の8～14はアルカリ性です。数値が中性の7より離れるほど酸性とアルカリ性の性質が強く、7に近いほど性質は弱くなります。

一般的に、酸性の水溶液はレモン果汁や酢（pH2～3）など“酸っぱい”と感じる食品が多く、アルカリ性の水溶液は苦さを感じるため、pH値10を超える食品はほとんどありません。ちなみにミネラルウォーターは中性（pH7～10）です。

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電解還元性のイオン水を用いた「SIONシリーズ」は、歳を重ねた肌のエイジングケアを始めたい方にご使用いただきたい商品です。肌への負担を減らすことにこだわり、防腐剤無添加・無香料・無着色となっています。大手化粧品会社への基材として卸されていましたが、多くの支持から一般消費者向けに製品化されることになりました。

電解還元性イオン水を含んだ「SIONシリーズ」は、pH値が12±0.5のソフト塩基性（アルカリ性）です。通常、水は放置していると雑菌などにより腐ってしまいますが、「SIONシリーズ」はpH12という強アルカリ性だからこそ、防腐剤を使用しない化粧品として誕生しました。

健康的な肌のpH値は大体4.5～6.5の弱酸性であるため、「SIONシリーズ」の数値は肌に刺激が強すぎると思われるかもしれません。しかし、SIONの美容液は肌に触れると弱酸性に変化します。イオン水の性質によって表面のタンパク質が反応し、一時的にpH値がアルカリ性に傾くものの、肌には表面を一定に保つ「アルカリ中和能」という働きがあるため、すぐに肌の数値が弱酸性pHへと戻ります。

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